真剣さ
やっと喉がまともになって、声が出るようになってきました。
有給消化でゆっくり休んでたのですが、治るのに2週間かかった。
えらくしつこい風邪だった。
さて、本日本屋にふらっと寄ったところ買い集めている漫画が出ているのに気がついた。
BAMBOO BLADE 13 (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 土塚理弘,五十嵐あぐり
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: コミック
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話は、女子高生の剣道もの。自分は、アニメからこの作品に入りました。
アニメでのキャラの可愛さと、剣道の迫力に惹かれた記憶があります。ギャグもあるんですが、こっちはイマイチ。
それから、コミックを何となく買ってみて、なかなか読んでて楽しいなぁと買い続けておりました。
メインは、室江高校剣道部の楽しい部活動と、みんなの日常と成長物語です。
まあ、普通に楽しい漫画だけだったら、ここに感想とかは載せないんですよね。
ここに載せるのはよっぽど気に入った作者のものか、
読んだ後に何か書きたくて仕方がない!と衝動に駆られたものだけです。
つまり今まで書いていなかったということは、面白いと思ってただけなんだと思います。
だけどこの巻を読んだ今は、書きたくて仕方がない!そう思わされてしまいました。
実はこの以前の9巻あたりも、良い感じだったのですが、書いてませんね多分。まあそれはそれ。
しかし10巻・11巻あたりが、かなり微妙なできでした。
話自体もメインどころは全然出てこないし。
ポッと出のキャラが、剣道と殆ど関係ない話を永遠としているし。
迷走しているのかなぁという感じでした。
12巻でだいぶ持ち直しての、13巻。10巻から始まった章の山場です。
素直な感想としては、
何これ?この勢いは何?キャラ達の気迫は何?なんて言う表情してるの?
なんで試合中に泣きながら楽しそうに笑えるの?
真剣で、活き活きとして、本当に悔しそうに、楽しそうに。
今まで負け続けていた相手に。その相手に負けるのが怖くなって一度は逃げた人間が。
その人間が涙を流しながら勝利を目指す。
読んでいるときはそんなに感動していたつもりはないのに、
いつのまにか話に引込まれて勢いに呑まれて涙目になってた。
鳥肌が立ってた。
正直演出過剰な部分も多々あるけれども、それでもなんというか
…読んで良かった。
感じたものを文章にするのが、表現するのが下手なのが悔しい
「本当」「あなたと戦うのは楽しい」
「わ…」「わ…」「私も」「楽しい……っ!!!」