極北クレイマー

困窮する地方医療の現場を舞台に
医療事故と司法の暴走を書く、メディカルエンターテイメント
なんか、そんな感じらしい。
同作家の別作「ジーン・ワルツ」で、少しだけ話に出てきた
極北市での産婦人科医逮捕の報を主軸においた話。


「何を考えているんだ、こんな逮捕をしたら、
 全国の産婦人科医が、現場から一斉に逃げ出すぞ」


「司法は医療を組み敷こうとしている」


問題は難しそうだが、わかりやすく書かれている。
登場人物も、キャラがはっきりしてるので読んでて楽しいです。


初めは、「チームバチスタの栄光」で医療ミステリー書いてた著者ですが
気がついたらミステリーじゃなくなっていた…
というか、「ジーン・ワルツ」「極北クレイマー」の流れがミステリーじゃないのか
まあ、面白いから何でも良いです。と言うことでオススメ
でも、話が途中で切れてるから、これだけ読んだら物足りないかもしれんが…

極北クレイマー

極北クレイマー



追いかけてたらいつの間にか
海堂 尊の単行本が、8冊に…良いぞもっとやれ
続編期待してる