封仙娘々追宝録11 天を決する大団円(下)

終わってしまったのか、ああ終わってしまったのさ。
封仙が終わるわけがないだろうに、まだまだ俺たちは待ち続けるのだ。


などと変な文章を書いてみましたが、ついに終わってしまいました。
いやここは、やっと終わりましたと書くところなんだろうか…。
ろくご御大、待たせすぎですよ、こんちくしょう。
1巻が出てから14年…思えば遠くに来たものだ。


御大が体調壊したという話がでて、以後富士見関連で情報がなくなってから
5年、新刊情報を目にしたときの興奮と涙は何時までも忘れません。
結局その後完結までの3冊で4年ほどかかりましたが、もう苦ではありませんでした。
変な耐性をありがとう。


独特な小粋で落語のような面白い文章を書くことが出来るのですから
あとがきの最後で、皆さん、今までありがとう。とそんな似合わない言葉で
さよならを予感させないでください。
是非、新作をお願いします…御大の文章をもっと読みたいです
できれば、封仙の奮闘編を…和穂と殷雷の話をもっと読みたいです。
そんな気持ちです。


…だって、話終わってないじゃん!
歪みが直っただけで、回収劇はまだつづいてるじゃん(´・ω・`)